豊橋市のゆかりピアノ教室の
金井ゆかりです。
今日は「海の日」です。
連日の猛暑で外出する勇気もなく、久しぶりに「海」に因んだ名曲 ♪ドビュッシーの「交響詩 🌊海」をじっくり聴いてみました。
ドビュッシーは幼い頃、伯母の住む南仏カンヌで何年間か一緒に過ごしました。
それが最初の「海」の記憶だったそうです。
「もし作曲家になれなかったら船乗りになっていただろう」そんな言葉が残っているほど海への憧れは強いものであったようです。
そしてこの曲の初版の表紙にはドビュッシーの希望で、葛飾北斎のあの有名な神奈川沖浪裏が使われました。
パリ郊外のサンジェルマン アン レイには彼の生家が今は小さな博物館になっていますが、北斎の浮世絵もたくさん飾られていました。そしてもちろんこの初版の楽譜も。
昔の楽譜はそれ自体が美しい芸術作品でしたね。