豊橋市のゆかりピアノ教室の
金井ゆかりです。
台風一過の土曜日、しらかわホールでの ♪ 横山幸雄&務川彗悟 デュオリサイタル♪ を聴きに行ってきました。ソロあり連弾あり2台ピアノありと、ピアノという楽器の可能性を最大限に引き出した異次元のコンサート🎵となり、いまだに余韻が冷めやらないでいます。
務川さんは愛知県出身で今注目の若手ピアニスト。
私は2018年の浜松国際ピアノコンクールのファイナルで聴いたその洗練された音色とテクニックが忘れられず、近い将来にまた聴いてみたいと思っていました。その後2019年に「ロン➖ティボー➖クレスパン国際コンクール」ピアノ部門で第2位、2021年には「エリザベート王妃国際コンクール」で第3位と世界の名だたるコンクールで連続して上位入賞し、着実にキャリアを積み上げてこられました。
私は、you tubeで聴き惚れていたラモーの作品で、一音一音愛おしむような繊細優美な演奏にうっとりしました。
一方、横山さんは50代にして既に巨匠の貫禄。
私は、1990年のショパン国際ピアノコンクール第3位入賞直後から何度も聴かせていただいています。30年以上第一線で活躍されていますが、ますます重厚に、また限りなく多彩な音色を引き出され、まさに円熟味溢れる演奏🎶
師弟であられるお二人の共演は初めてで、名古屋で1回だけ開催のスペシャルなコンサートということもありチケットは早々と完売。「先生との共演は緊張と特別な安心感」と務川さん。無駄な動きが一切ない演奏スタイルが同じでまさに究極の師弟リサイタルとなりました。