豊橋市のゆかりピアノ教室の
金井ゆかりです。
季節が急速に進みましたね。セーターが恋しくなってきます。
ワルシャワで行われている第18回ショパン国際コンクールもいよいよ大詰めを迎えています。
5年に1度開催されていましたが、今回はコロナ禍で1年延期された分、準備万端で迎えたコンテスタントが多く、大変ハイレベル。
また、今回の特徴として、保守的な傾向であったこのコンクールも、価値観の多様化を感じさせるものに様変わりしたように思います。それもかなり大胆に。それによって割りを食ったコンテスタントは気の毒でしたし、私自身予期せぬ結果に衝撃を受けたりしましたが..
ともあれ、ライブやアーカイブで全てのコンテスタントの演奏を聴けたのは大変ありがたかったです。
また、今回は5台のピアノ(スタインウェイ2台♪カワイ♪ファツィオリ♪ヤマハ)の中から使用する楽器を選べ、それぞれの個性ある音色に魅了され続けました。
そして優れた個性派が残ったファイナルでは、同じ曲のアプローチでこんなにも豊富なアイディアがあることに驚きの連続で、長い協奏曲でも時間を忘れて楽しませてもらいました。
そのファイナルも残すところ1日。今からワクワク感が高まっています。